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テンプレート化したくない仮想マシンのOSイメージについて

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結構前にFreeBSD on Azure とかいうPostしましたが、今になってPinBackきてたのでちょっと補足を。

当時はよくわからなかってなかったのですが、最終的にVHDファイルをUploadする際、OSイメージとしてUploadしてそれを基にすると上手く動作しません。(するにはするけどステータスがおかしい)

原因はAzure上でいうところの「イメージ」は基となるテンプレートなイメージで、それから仮想マシンを作成すると初期化処理が必要になるからです。つまるところWindowsでいえばSysprepされた前提であるVHDで、LinuxであればAzure用のそれ用のツールで一般化しておく必要があります。

で、以前のPostでは「イメージ」としてUploadしてたからうまく動作しなかったというわけ。

回避方法としてはDiskとしてアップロードして、管理ポータル上の仮想マシンの「ディスク」タブで作成を選んで、VHDからディスクを作成すればいいです。

image

こうすればアップロードしたままの状態で起動させることができます。(初期化処理などが走りません)

ただ、そのまま動作するので、このVHDを雛形として横展開とかそういうのがつらい感じです。(全部同じマシン名などになっちゃいます)

こればっかりはFreeBSD用の初期化処理用ツールみたいなのが提供されないとしんどいですね。

ちなみにこの手法はP2VだったりXPを動かしたりといったことに応用できます。

詳細はこちらが詳しいですのでご一読あれ。


カテゴリー:Tips Tagged: Azure, Cloud, FreeBSD, JAZUG, VMs

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